成すべき事、成さざるべき事

PS4のお披露目会でもお馴染みのマーク・サーニーさんのありがたいお言葉。

2013-03-02

成すべき事、成さざるべき事(do's and don'ts)はPS4のリード・システム・アーキテクトを務めているマーク・サーニーさんのとてもありがたい理論のお言葉です。守備範囲の広い人ほど、アレコレとなんでもやりたくなっちゃうんですよね。多くの弾(機能)を詰め込むことのなにが悪いの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、料理に例えるときっとわかりやすいでしょう。

例えばひとつひとつがとても美味しくて新鮮な食材があったとしましょう。それらを全部詰め込むとどうなるか。味の調和が壊れちゃいますよね。Webも同様に機能やコンテンツが単純に多ければ良い、というわけではありません。例えそれができる事であったとしても、それが成さざるべき事である場合も当然あるわけです。

何を成すか、何を成さないか。というのは取捨選択のお話で、Web設計に通じるお話だと思います。何が大切であり、何が必須ではないか。お問い合わせフォームなんかも同じですよね。アレコレと設問ばかり増やしてしまえば、コンバージョンレートは当然下がるわけです。

成すべき事、成さざるべき事はつまり物事の本質をしっかり見極めろって事ですかね。
アップル製品なんかも同様ですが実装しないという選択はとても大事だなと私は思います。

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